基本方針

布や木のおもちゃ
布や木のやさしいおもちゃ 感覚体験を大事にしています

シュタイナー教育を基礎とした家庭的な保育

家庭のように温かな雰囲気の中、保育室の中は、触れて心地よいもの、目に美しいもの、想像力や工夫を育むおもちゃを揃え、機械を通した音や音楽ではなく、保育者の歌声や、やさしい音色の楽器で語りかけます。お散歩や外遊びを毎日取り入れ、自然と触れ合い、乳幼児の体を豊かに育みます。
異年齢の子どもたちと兄弟姉妹のように関わり合える機会をたくさんとりいれています。

ふたば ままごとの様子

手作りの安心給食

給食を作るおいしそうな匂いが保育室の隣のキッチンから漂ってきます。ごはんは「買ってくるもの」や「できあがって出てくるもの」ではなく、「誰かが作るもの」だと子どもたちが感じるのは大切なことだと考えます。農薬を使わない有機野菜などを積極的に取り入れ、安全性にも配慮しています。また食物アレルギーのある方、心配な方のご相談もお受けしています。

こころを育む芸術活動

ほんとうの楽器の音色に耳をすませ、保育者と季節の歌を楽しみます。音楽も良質の画材を使った水彩画やクレヨン画への取り組みも、上手下手にとらわれることなく、たっぷりとその喜びを味わうことを目的として行います。
また、心身のバランスをとり、健やかな成長を促す運動芸術「オイリュトミー」を週に1回行っています。(3歳児の学年から始まります。)

◆オイリュトミーとは ・・・ シュタイナーの考えに基づく運動芸術です。

わたしたちの園では毎週水曜日にオイリュトミー療法士の岩橋裕子先生に来ていただき、3歳以上のこどもたちで行っています。
子どもたちは、繰り返しや模倣、動きを通して外の世界を学んでいきます。幼児期のオイリュトミーとは、季節に合ったお話を通して、その中の登場人物や情景を大人と一緒に体験していきます。子どもたちはオイリュトミー教師の動きを模倣し、語られるお話に耳を傾けるのです。そこでの動きは丁寧で繊細であり、その動きを模倣することは子どもたちの意志を育てていきます。

しょうがいや生まれつきの病気をお持ちのお子さんも

しょうがいや生まれつきの病気、慢性の病気をお持ちのお子さんも共に育ち合う保育「共生保育」をめざしています。主治医や訓練の先生方とも連携し、ご家族と専門医が協力してお子さんの成長を見守ります。

看護師が巡回

普段から使っているお薬の与薬はもちろん、お子さんの健康上のことでご心配なことがあればご相談ください。ケアが必要なお子さんには医師の指示をもとに看護ケアを行います。
※他のお子さんへの感染予防のため、感染症(風邪や水ぼうそうなど他の人にうつる病気)の時は、原則としてご利用頂けません。

ケアの様子

負担を少しでも軽く

送り迎えの手荷物が少しでも少なくなるように、お昼寝用の大きな寝具、オムツは「ふたば・よつば」でご用意します。
夕方17時以降までご利用のお子さんには夕おやつをお出しします。お子さんとおうちの方が一緒に過ごす時間がゆったりと楽しいものであるよう応援します。

発達段階を踏まえた保育

乳幼児期は体を育み、信頼を育てる時期です。心地よい環境、同じ物事を繰り返し体験することなどを通して、子どもたちが「自分が生まれてきたこの世界は安心できる」と大人や社会と信頼を結び、自分を信じることを学びます。この信頼感がその後の成長の基礎となります。当「ふたば・よつば」ではそれぞれのお子さんの発達ペースやご家庭の方針も踏まえ保育計画を立てていきます。