小規模保育事業 ちっちゃなこども園ふたば・ちっちゃなこども園よつば

シュタイナー教育を基礎とした保育を行っています。子どもたちの日々の暮らしのリズムを大切にし、保育の中に自然との触れ合いを多く取り入れます。
個性や発達段階に応じた関わり、それぞれに必要なケアを、保護者の方とともに考え、家庭と2人3脚で、お子さまの成長を見守ります。

ふたば・よつば

小規模保育事業とは (神戸市のご案内より)
神戸市では、生後6か月過ぎから3歳未満のお子さんを対象とした「小規模保育事業」を実施しています。
多様なスペースを活用して、少人数できめ細やかな保育を実施します。定員は6名~19名です。
就学前までの保育を行う認可保育園と同様、区役所でのお申し込みになります。
第1希望から第5希望まで、認可保育園と小規模保育を同時に申し込むことができます。

※小規模保育事業への入所は、3歳以降の認可保育所への入所を保証するものではありません。

※14施設で実施していた「神戸市グループ型家庭的保育事業(保育ママ)」については、
平成26年4月から「小規模保育事業」へ、平成27年度から認可の「小規模保育事業」へ
移行しました。

「ちっちゃなこども園ふたば」「ちっちゃなこども園よつば」は NPO法人こどもコミュニティケアが運営しています。
連携保育所は、社会福祉法人あゆみ会「幼保連携型小束山認定こども園」です。

~「ちっちゃなこども園ふたば・よつば」が大切にしていること

◆シュタイナー教育を基礎とした、家庭的な保育

お庭のある、ごく普通の家が、「ふたば・よつば」です。家庭のように温かな雰囲気の中、保育室の中は、触れて心地よいもの、目に美しいもの、想像力や工夫を育むおもちゃを揃え、機械を通した音や音楽ではなく、保育者の歌声や、やさしい音色の楽器で語りかけます。お散歩や外遊びを毎日取り入れ、自然と触れ合い、乳幼児の体を豊かに育みます。
異年齢の子どもたちと兄弟姉妹のように関わり合える機会をたくさんとりいれています。

<「よつば・ふたば」の1日のリズム>

7時30分~  (順次 登園) 室内遊び
9時30分~  1歳児は、ミルク又はおやつ 朝のお話・歌 (午前睡)
10時~  お散歩 外遊び
11時30分~  昼食
13時~  お昼寝(午前睡をしないお子さん)
14時~  お昼寝(午前睡をするお子さん)目覚めた子は室内遊び
15時~  おやつ 室内遊び・外遊び(順次 降園)
17時30分~  夕食・軽食(順次 降園)
18時30分~  保育終了

*季節やお天気などによって多少異なりますが、基本的に同じリズムで生活できるよう配慮しています。

◆手作りの安心給食 ◆こころを育む芸術活動
給食を作るおいしそうな匂いが、保育室の隣のキッチンから漂ってきます。ごはんは「買ってくるもの」や「できあがって出てくるもの」ではなく、「誰かが作るもの」だと子どもたちが感じるのは、大切なことだと考えます。農薬を使わない有機野菜などを積極的に取り入れ、安全性にも配慮しています。また食物アレルギーのある方、心配な方のご相談も、お受けしています。 本当の楽器の音色に耳をすませ、保育者と季節の歌を楽しみます。音楽も、良質の画材を使った水彩画やクレヨン画への取り組みも、上手下手にとらわれることなく、たっぷりとその喜びを味わうことを目的として行います。
また、心身のバランスをとり、健やかな成長を促す運動芸術「オイリュトミー」を週に1回、行っています。
(3歳のお誕生日後、ご希望者のみ)
 こんだて

<献立例>焼き鮭クリームソースかけ
カボチャ煮物、トマトスープ、ご飯

◆オイリュトミーとは
ルドルフ・シュタイナーとマリー・シュタイナーによって生み出された運動芸術です。心身のバランスを取り、健やかな成長を支えるはたらきは、シュタイナー教育でも医療でも欠かせないものとされています。
オイリュトミーは、3歳以上のお子さんが対象です。
◆ご指導  岩橋裕子さん(オイリュトミー療法士)
ロンドン・オイリュトミー学校を卒業後、エマーソン・カレッジで教育オイリュトミーを学ばれました。舞台グループでの活動を経て帰国された後は幼児から大人まで幅広く講座を持つほか、オイリュトミー療法士としても、さまざまな症状を持つ方へのサポートも行っておられます。
◆看護師が常駐 ◆しょうがいや生まれつきの病気をお持ちのお子さんも
普段から使っているお薬の与薬はもちろん、健康相談にも応じます。
※他のお子さんへの感染予防のため、感染症(風邪や水ぼうそうなど他の人にうつる病気)の時は、原則としてご利用頂けません。
※近隣の病児保育室「ぽっけ」と連携しています。  入園時にあらかじめご登録をお願いします。
しょうがいや生まれつきの病気、慢性の病気をお持ちのお子さんも、共に育ち合う保育「共生保育」をめざしています。主治医や訓練の先生方とも連携し、ご家族と専門家が、協力して、お子さんの成長を見守ります
◆負担を少しでも軽く ◆発達段階をふまえた保育
送り迎えの手荷物が少しでも少なくなるように、お昼寝用の大きな寝具,オムツは、「ふたば・よつば」でご用意します。
夕方17時以降まで、ご利用のお子さんには、夕食または軽食をお出しします。
お子さんとおうちの方が一緒に過ごす時間が、ゆったりと楽しいものであるよう、応援します。
乳幼児期は、体を育み、信頼を育てる時期です。心地よい環境、同じ物事を繰り返し体験することなどを通して、子どもたちが「自分が生まれてきたこの世界は安心できる」と大人や社会と信頼を結び、自分を信じることを学びます。この信頼感が、その後の成長の基礎となります。当「ふたば・よつば」では、それぞれのお子さんの発達ペースやご家庭の方針もふまえ、保育計画を立てていきます。

ちっちゃなこども園ふたば・よつば」は、保育を通じて、子育てとお仕事の両立を応援しています!

 

●サービス提携会社のご案内♪

「ちっちゃなこども園ふたば・よつば」では、各種『福利厚生制度』がご利用になれます。
職場で下記のような資料を見かけませんでしたか?
育児補助券が支給されたりしますので、ぜひお勤め先にお問い合わせくださいね。(お手続きは、福利厚生会社によって違いますので、お勤め先の総務・人事もしくは組合や互助会にお尋ねください。)

【お申し込みの流れ】

●認定の申請、利用の申込みは区役所で行います。大事なお子さまを、長時間お預けになる施設になりますので、出来るだけ、事前に「ちっちゃなこども園ふたば・よつば」をご見学されますことをお願いしております。健康上や発育についてのご相談もご見学時にお伺いできます。
必要書類は区役所でお受け取りになられるか、神戸市ホームページからダウンロードもできます。

 

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●入所説明会では、慣らし保育(約2週間)の日程についても、ご相談申し上げます。勤務先との調整は、早めに行っておいてください。
●入所日より、慣らし保育を行います。慣らし保育期間は、通常の保育よりも短時間の保育となります。あらかじめ、お仕事やお迎えの方との調整を行っておいてください。

 

「ちっちゃなこども園ふたば・よつば」 Q &A

 Q:  慣らし保育はどのように行っていますか?
 A:  お子さんの月年齢、個性、これまでの生活や、保護者さまと離れる経験などにより、さまざまです。保護者様もさまざまなご事情がおありと存じますが、施設やスタッフに徐々に慣れる時間を十分に作っていただけるよう、お願いしております。 お子さんにとってできるかぎり良い方法を、保護者さまと話し合って、慣らし保育を行っています。
(期間の目安:初めて集団保育に参加されるお子さんの場合、おおむね10日前後)
 Q:  食物アレルギーで、薬の内服と除去食をしています。「ちっちゃなこども園ふたば・よつば」での対応を教えてください。
 A:  食前薬、食後薬、塗り薬、症状悪化の時の頓服薬のいずれもお受けしております。除去食の場合、原則として、そのお子さんがいらっしゃるテーブルに、アレルゲンとなる食物を乗せないようにしていますが、除去の内容、程度などがお子さんによってさまざまですので、ご相談ください。同じタンパク源を続けて使わない、疑わしい食品を避ける、といったご要望もできる限り対応しています。
(除去食にあたって、医師の診断書は必要ありません。保護者さまの方針をお伝えください)
 Q:  夕食が17:15ごろから、ということですが、できれば夕食は家族そろって自宅でとりたいと思っております。夕食は園で食べなければいけませんか?
 A:  食事時間にかかるようなお迎えの場合、ご家庭の方針により、「夕食」か「軽食」をお選びいただけます。軽食は、おにぎりとみそ汁、うどん、といったようなものです。
ただ、「ちっちゃなこども園ふたば・よつば」では、お子さんの睡眠時間の確保も大事なことと考えています。遅い時間におうちに帰って、夕食ができあがるまで待ち、その後、食事、入浴、就寝となると、親御さんもたいへんですが、お子さんはもっとたいへんです。「ちっちゃなこども園ふたば」では、できるだけ親御さんとお子さんの時間がゆったりと、有意義であるように、そして成長のために不可欠の夜の睡眠をしっかりとれるように、と願って、夕食・軽食の提供を行っております。
各ご家庭の事情や方針を大切に、「お子さんにとって、どのような保育生活が良いか」をともに考えてまいりたいと思っております。ご相談ください。
 Q:  しょうがいがあります。どの程度なら受け入れてもらえますか? 医療的ケアも、してもらえますか?
 A:  お子さんや保護者さまの状況、当方の受け入れ態勢などを踏まえ、お子さんにとって良い方法を、ともに考えてまいりたいと思います。私どもは、「このような状況なので無理」ではなく、必要であれば、ちっちゃなこども園ふたば・よつばの受け入れ態勢を整えるお時間をいただいて、対応したいと考えております。お子さんの成長を支えるパートナーとして、ぜひ一度、ご相談下さい。
今までに、当法人の保育施設で、受け入れ経験のある処置は以下の通りです。
・ 経鼻経管栄養
・ 胃ろう経管栄養
・ 気管内吸引
・ 酸素投与
・ 導尿
・ 与薬(内服薬・塗り薬・吸入薬)
 Q:  小規模保育事業ちっちゃなこども園ふたば・よつば」を卒園するときには、認可保育園に入れるのですか?
A:  「ちっちゃなこども園ふたば・よつば」に通いながら、転園希望を出すことができます。(区役所で利用申し込みが必要です。)「ふたば・よつば」への入園は、3歳以降の認可保育園の入園を約束するものではありません。3歳で迎える春に、認可保育園に入りたい方は、前年の11月~12月に、区役所での手続きをしておく必要があります。
 Q:  給食はどのようなものを…?
 A:  さまざまな食材をいろいろな味つけで、楽しんで食べられるように工夫しています。昼食・夕食・おやつとも、手作り、できたてを提供できるように努めています。アレルギーや宗教上の理由で食べないものがある場合には、どうぞお知らせください。
 Q:  お弁当の持ちこみは、できませんか?
 A:  原則としてお受けしておりません。低年齢のお子さんも多く、誤ってお弁当の物を他のお子さんが食べてしまう、という事故が起こりやすくなるからです。食物アレルギーのあるお子さんも多く、「間違って食べた」だけでは済まないことが起こり得ます。(「ちっちゃなこども園ふたば・よつば」では、原則として、アレルゲンとなる食物を同じテーブルに出さないようにしています。) 食餌療法などで、どうしても持込が必要な場合は、ご相談に応じています。ご理解とご協力をお願いいたします。
 Q:  不規則な交代勤務で働いています。登園は同じ時間でなければいけませんか?
 A:  お子さまの生活リズムを整える、という観点からは、やはり同じ曜日、同じ時間帯に「ちっちゃなこども園ふたば・よつば」を利用されることをお勧めいたします。日々変わるスケジュールで生活すると、睡眠や活動のリズムがとれず、病気になりやすかったり、心身の成長に支障をきたすこともあります。「忙しい現代社会に適応するには、小さいうちから鍛えておくほうが良い」という考え方は、少なくとも7歳までのお子さまには、まだ早すぎる試練と言えるでしょう。まずは、しっかりとした体を育ててこそ、将来の難関にも立ち向かう力が養われると、私どもは考えています。
これまでの当法人での保育実施経験から申し上げますと、降園時間が早まるのは特に問題がありません。ただ、登園時刻がずれるのは,子どもさんにとって負担が大きいようです。詳しくは、ご入所後にご相談ください。
 Q:  「ちっちゃなこども園にじいろ」は、どんな施設ですか?
A:  ちっちゃなこども園にじいろ」は、「ちっちゃなこども園ふたば・よつば」を運営するNPO法人こどもコミュニティケアが運営する地域公開型の事業所内保育施設です。共同設置している法人の役職員の方のお子さんのほか、地域の乳幼児、学童さんにご利用いただいています。保育料金のシステムや保育利用時間などは「ちっちゃなこども園ふたば・よつば」と違いがあります。また「ちっちゃなこども園ふたば・よつば」の月ぎめ保育と、「ちっちゃなこども園にじいろ」を併用することはできません。
「ちっちゃなこども園ふたば・よつば」でも、異年齢のお子さんと触れあって成長することの良さを取り入れて、交流保育を行っていきます。お子さんからお兄ちゃん、お姉ちゃん、赤ちゃんたちのお話を聞くこともあるかもしれません。楽しみにしていてくださいね。

 

このほか、ご質問・ご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。